
今回の登場人物
水上芳樹
企画部所属の33歳。妥協を許さぬ審美眼の持ち主で、広報やアートディレクションでも手腕を発揮。趣味はおうちエステと観劇。
千歳原教次
40歳の営業部部長。経験豊富で、他人に厳しく自分にはより一層厳しい。趣味はオーディオとバイク。
倉知蓮
事業推進部所属の26歳。独特のセンスを発揮するビジュアルデザイナー。趣味はネットサーフィンとアイドル。

あなたはもうスキンケアしていますか?
水上
倉知
千歳原
整髪料ならともかく、スキンケアは意識したことがない。
水上

スキンケア=デメリットの回避
水上
千歳原
藤村
男性向けのコスメ市場において、2018年は変革の年になりました。
象徴的な出来事として、男性向けの本格的なメイク製品が各社から発売されました。
千歳原
藤村
これに伴って、メイクの前段階である男性のスキンケアに関する考え方も大きく変わろうとしている節目の時期だと感じています。
水上
とはいえ、メイクは千歳原さんたちにはレベルが高いので、まずはスキンケアについてお話をお願いします。
藤村
倉知
藤村
千歳原
ぜひ詳しく教えてください。
藤村
藤村
これは顔の造作の問題ではなく、相手に与える印象の問題です。肌荒れなど起こしていると自分へのケアが足りないと捉えられることさえあるのが現状です。
水上
心から賛同します。
藤村
千歳原
藤村
といったこともあると聞き及んでいます。

倉知
電話がベトベトしてると嫌ですし。
藤村
藤村
肌は免疫器官です。細菌や紫外線などの外部刺激から体を守りながら、体内の水分を保持しています。
バリア機能が低下すればそれだけ異物の侵入が容易になり、免疫力の低下など健康面への影響も出やすくなります。
水上
皮膚は体の一番外側にあって、健やかな体を守る防衛ラインでもありますよね。

藤村
たかが皮膚の乾燥と、放っておくと無駄に老けて、不健康になってしまうのです。
千歳原
理想の肌は「水分」と「油分」のバランスが取れた状態
藤村
倉知
藤村
実は「保湿」は大変重要です。
千歳原
藤村
水上
千歳原さんも蓮も気を付けてほしいな。
藤村
千歳原
さっぱりタイプの洗顔料でしっかり洗いきるようにしていたんですが……
肌への刺激ができるだけ少なくなるよう、優しく洗う
倉知
この機会に正しい方法を教えてください。
藤村
まずは顔の洗い方です。体温より少し高め(37℃程度)のぬるま湯で全体を洗い、大きなホコリなどを流し、こびりついた古い皮脂をゆるめておきます。

水上
藤村
表面の酸化した皮脂やホコリなどを落とすのが目的なので、泡で皮脂を溶かすようなイメージでなじませます。

水上
藤村
ぬるま湯で泡をていねいにすすいだら、清潔なタオルをゴシゴシとこすらず、軽く押し当てるように水分を拭き取りましょう。

水上
藤村
その時に叩くのではなく、手で軽く押し込むようにします。
千歳原
量はどれくらいでしょうか?
藤村
続いて、乳液やクリームなど油分の入ったものを塗ることで、化粧水で補給した水分に蓋をしましょう。

倉知
藤村
水上
藤村
千歳原
藤村
最低限のスキンケアをしているだけで、「女々しい」と言ったりする人もいるでしょう。
倉知
女々しいとかは思いませんけど、自分とは縁がないイメージというか。
藤村
千歳原
あまりこれまで真剣に考えていなかったと自覚しています。
藤村
水上
藤村
倉知
水上
藤村
千歳原
本日は目からうろこが落ちるお話、ありがとうございました。