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#10 #withyouインタビュー

クラス替えはガチャ 外れても、あなたは絶滅危惧種 春名風花さん

ツイッターで人気の「はるかぜちゃん」こと春名風花さんは、いじめなど学校の問題で積極的に発信を続けています。いじめで自尊心を傷つけられると、「自分には価値がない」「自分ごときが話しかけてはいけない」と、思い込むことがあります。春名さんは、ある言葉を叫べと提案します。

春名風花さん=越田省吾撮影
春名風花さん=越田省吾撮影

目次

 「クラスになじめなくても、単にガチャが外れただけ。あなたは大事な人」。ツイッターで人気の「はるかぜちゃん」こと春名風花さんは、いじめなど学校の問題で積極的に発信を続けています。いじめで自尊心を傷つけられると、「自分には価値がない」「自分ごときが話しかけてはいけない」と、思い込むことがあります。春名さんは、心を守るために、ある言葉を叫んでほしいと提案します。(朝日新聞デジタル編集部記者・原田朱美)

全部読めなくてもいいです、これだけ覚えておいて

【春名風花さんのメッセージ
・朝起きたら「自分すごい」って叫べ
・学校ガチャが外れても「なんで私の魅力に気付かないんだ」と思ってほしい
生きていたら、誰かを幸せにできる。そこに存在価値はある。

ウナギよりすごい絶滅危惧種

 いじめられている子にいま伝えたいのは、「朝起きたら『自分はすごい』って叫べ」です。

 いじめは自尊心を奪います。それに対処するには、自分はすごいって言い聞かせるしかない。

 でも本当にすごいんですよ。あなたがいなくなったら、その種は途絶えてしまうわけで。ウナギよりも貴重な絶滅危惧種です。

 学校は、同じ地域にいる人間が同じ年代ってだけで集められて、ひとつの箱に入れられている。

 そこでみんなと仲良くなるのは、ほぼ不可能。むしろ仲良くできているのが気持ち悪いレベルです。

 ぼくは今、単位制の高校に通っていますが、クラスがないので、とても快適です。

学校ガチャが外れても、あなたの魅力は変わらない

 そのコミュニティーでうまくはまらなかった時は、「ガチャが外れたな」って思えばいい。「学校ガチャ」です。

 だって、絶滅危惧種であるあなたを認めてくれないのは、おかしいんです。「なんで他の人は私の魅力に気付かないんだ」くらいに思ってほしい。

 そう思うのは難しいかもしれないけど、あなたが1人しかいないのは本当だから。

 ぼくは0歳から芸能活動をしているので、大人とのつき合いの方が多い。

 大人を見ていていいなと思うのは、自分である程度コミュニティーを選べることです。ポジティブなところでつながった人間は、お互いを認め合える。

 そういうところに行けるまで、生きてほしいなと思います。

生きていてほしい理由

 幸せを目指すためなら、ぼくと違う考えでも構いません。
 いろんな人の意見を聞いて、いろんな人間のサンプルを集めてみてください。

 「生きていたら幸せになる」というのは、ぼくは違うと思っています。

 生きていたって幸せになれない人はいる。
 ただ、生きていたら誰かを幸せにできるかもしれない。そこに存在価値はある。

 だからこの世界にいてほしい。

 それが、ぼくの願いです。

 ◇ ◇ ◇

 俳優・声優。9歳から始めたツイッターが人気。8月20日に絵本「いじめているきみへ」を発売。17歳。
 

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・いのち支える窓口一覧(自殺総合対策推進センターサイト
※【2019年6月4日】記事に掲載していた絵本『いじめているきみへ』のリンクなどは、出版した朝日新聞出版の事情により削除しました。(https://publications.asahi.com/news/1090.shtml

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