感動
これが「1000シェア」級の紅葉写真だ!「燃ゆるブナ」どこで撮影?
今年も全国で美しすぎる紅葉スポットが目を癒やしてくれました。駆け足で去りつつある秋。すでに雪化粧した地域もあれば、まだ紅葉狩りに間に合う地域も。ネット上で「1000シェア」を超えた紅葉写真たち。この秋の「インスタ番長」を集めてみました。
集めたのは朝日新聞デジタルで配信した紅葉の記事です。
まずは3000シェア。ブナの原生林に囲まれ、紅葉の名所として知られる青森県十和田市の蔦(つた)沼で10月24日、台風一過の朝日を浴びた木々が青空の下でひときわ輝きを増しました。早朝から足を運んだ観光客や写真愛好家ら約100人が、目の前に広がる絶景に向けて盛んにシャッターを切っていました。
1000シェアは京都から。比叡山のふもとにある瑠璃光院(京都市左京区)では、窓全体に広がる紅葉が机の天板に映り、部屋全体が色彩のグラデーションに包み込まれていました。
800シェアは北海道から。十勝地方の音更町にある音更神社で、エゾリスが落ち葉のじゅうたんの上を駆け回っていました。
エゾリスは冬眠はしませんが、冬にエサがなくなるのに備え、この時期は他の季節より活発に動きます。木の実をくわえてせわしなく走り回り、地面に埋めてはまた走り回る様子はさながら「冬支度」のようでした。
立冬の11月7日、兵庫県豊岡市但東町の安国禅寺で、真っ赤に紅葉したドウダンツツジが見頃を迎えました。本堂から眺めると、額縁に飾られた一枚の絵画のよう。
茨城県大子町の袋田の滝。4段からなる滝は高さ120メートル、国の名勝にも指定されています。周囲の山肌はカエデやクヌギなどの黄色や赤色が深まり、幾筋にも分かれて流れ落ちる水の白と美しいコントラストを描いていました。
11月はじめ、紅葉の名所として知られる長崎県雲仙市の仁田峠周辺の紅葉が見ごろを迎えました。山頂の妙見岳(1333メートル)では、群生するカエデ類やシロドウダンが山肌を染めました。県内外から訪れた多くの観光客が、ロープウェーからの眺めを楽しみながら秋の深まりを感じていました。
10月末、札幌市北区の北海道大学の構内で、イチョウ並木が黄色く色づきました。北13条門から西に約380メートルの間に黄色に輝くトンネルが出現。訪れた人たちは落ち葉を踏みしめながら散策し、あちこちで写真を撮る姿が見られました。
11月中旬、三重県名張市境に近い曽爾高原(奈良県曽爾村)でススキが見頃を迎えました。秋晴れが続き、湿地帯の「お亀池」を取り巻くように広がるススキの穂は風になびき、陽光に照らされて金色、銀色の世界が広がっていました。
長浜市木之本町古橋の鶏足(けいそく)寺は全国的に紅葉の名所として名高いことから、平日でも観光客でにぎわい湖北の晩秋を楽しんでいました。
この秋、朝日新聞のインスタグラムでは全国各地の記者から届いた紅葉写真を紹介しました。ハッシュタグ(#秋みっけ)でこれまでの投稿を見ることができます。
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