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渡辺直美「インスタ女王」の心構え 水着姿に自ら「トド!」笑い取る

「インスタの女王」の異名を持つ渡辺直美さん。ボディラインをさらけ出した写真、秀逸なハッシュタグで人気です。女王の心構えを聞きました。

「インスタの女王」と呼ばれる渡辺直美さん。インパクトのある写真に込められた思いは「みんながすごく笑ってくれたらうれしい」
「インスタの女王」と呼ばれる渡辺直美さん。インパクトのある写真に込められた思いは「みんながすごく笑ってくれたらうれしい」 出典: 朝日新聞

目次

 渡辺直美さんは「インスタの女王」の異名を持つタレントです。フォロワーは230万。モデルやアイドルの存在が目立つ芸能人アカウントの中、クオリティーの高い写真で、ファンを引きつけています。ボディラインをさらけ出した写真、秀逸なハッシュタグ。どうしてそんな写真が撮れるのか。女王の心構えを聞きました。

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「写真加工アプリだと思っていた」

 「最初は単なる写真加工アプリだと思っていたんです」という渡辺さん。けっして機械に強い方ではないそうです。最初は投稿機能があることすら知らずに使っていました。

 「変な写真を撮ってなくてほんとよかったです…」。写真を公開し始めたのは2年前から。以来、自分らしさにこだわる投稿を続けてきました。

 「モデルさんだったら『誰々とディナーしたよ』『今日はスムージー飲んじゃった』でいいけど、私はそれをやっても成り立たないから」

大胆な水着写真につけたハッシュタグは「#謎の生き物」「#全体的になんか短い」「#昭和のポルノ」
大胆な水着写真につけたハッシュタグは「#謎の生き物」「#全体的になんか短い」「#昭和のポルノ」 出典:渡辺直美さん(@watanabenaomi703) • Instagram写真と動画

「#トド #野生 #撮影 #成功」

 工夫の結果、数々の「名作」が生まれます。ピンクのレオタードを着て、足を垂直に上げてカメラをにらむ。水着で砂浜に横たわり流し目。どれも鮮やかな色彩に加工されています。写真には10万以上の「いいね」が普通につきます。

 写真につけるキーワード、ハッシュタグの使い方もうまい。真っ赤なワンピースを着た時は「#三年前に買った古着」「#まさか着れる日が来るとは」と続けました。舟の上でポーズをとった一枚には「#トド #野生 #撮影 #成功」。

バカンスの一コマ。ハッシュタグは「#完全に紅の豚」「#PorcoRosso」「#紅の豚」
バカンスの一コマ。ハッシュタグは「#完全に紅の豚」「#PorcoRosso」「#紅の豚」 出典:渡辺直美さん(@watanabenaomi703) • Instagram写真と動画

「だって、私がきれいな夕日を投稿しても…」

 ボディーラインをあえて強調した写真を撮り、自分でハッシュタグを使って突っ込みを入れます。「だって、私がきれいな夕日を投稿しても、『え?直美ちゃんどうしたの』って言われるだけですからね」。

 ブログ、ツイッター、インスタグラム。それぞれに特性があることを感じながら使いこなしています。

 「ツイッターは、交流の場。コメントが来たら、あんまり考えずにすぐ返事をしちゃう。ブログは、めっちゃ練ります。だから更新が遅れてしまって。インスタは…自分が気に入った写真をアップする感じかな」

インスタに投稿された「寝顔写真」。ハッシュタグは「#絶対寝てない」「#誰が撮ったんだよ」「#自撮りだろ」
インスタに投稿された「寝顔写真」。ハッシュタグは「#絶対寝てない」「#誰が撮ったんだよ」「#自撮りだろ」 出典:渡辺直美さん(@watanabenaomi703) • Instagram写真と動画

「かわいいって言われても…ね」

 仕事とは違う。でも自分らしさはちゃんと表現する。そんな飾らない姿勢が共感を呼んでいます。

 「みんながすごく笑ってくれたらうれしい。だって、かわいいって言われるために生きているわけではないんでね」

 わたなべ・なおみ 1987年生まれ。お笑いからテレビのバラエティー番組まで幅広くこなす。最新映画は京都が舞台の「五つ星ツーリスト」。「歴史ある建物で若い子がカフェをやっている。そんな風景をいっぱい撮りました」
わたなべ・なおみ 1987年生まれ。お笑いからテレビのバラエティー番組まで幅広くこなす。最新映画は京都が舞台の「五つ星ツーリスト」。「歴史ある建物で若い子がカフェをやっている。そんな風景をいっぱい撮りました」
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