風鈴好きには天国
Twitterやinstagramではフォトジェニックな写真とともに、「風鈴がすごく綺麗」、「音に癒される」、「風鈴大好きさんには天国」などの投稿が広がっています。

高校時代の同級生と来たという都内在住の会社員の女性は、「平日で雨なのにこんなに人がいるのはすごい」と驚いていました。

縁むすび風鈴とは
この神々が家族であることから、縁結び・夫婦円満・家庭円満の神社として知られています。

同神社の神主の荒川裕也さん(31)は、「昔から風には人の想いを運ぶ力があると信じられてきました」話します。
「目には見えない風ですが、風鈴の音が鳴ることでその風を耳で感じることができます」

「今は携帯などが発達して、メールや電話でダイレクトに相手に気持ちが伝わりますが、風に想いを託していた昔の人の奥ゆかしい考え方を少しでも感じていただければと思います」

写真待ちの行列も……
「写真がメインになってしまっているのでは」と聞くと、荒川さんは「神社ですので、まずはお参りをしていただきたいのですが、神社で笑顔で写真を撮っていただくのは我々にとっても嬉しいことです」といいます。

撮影のおすすめを聞くと「夜の風鈴もライトアップされて綺麗ですが、写真を撮るのであれば昼にお越しいただくのがよいのでは」と話しています。

ハッシュタグは「#雨の日の川越」

「『縁むすび風鈴』は友人のSNSで見て、ずっと気になっていた。せっかく行くのであれば、写真映えするようにと思って浴衣を予約した」と話します。
「『いいね』がいっぱいつくといいな。雨だからハッシュタグは『#雨の日の川越』にしようかな」と空を仰ぎます。

現在は毎月8、18、28日を「川越きもののの日」とし、協賛するお店に着物や浴衣で行くと、サービスを割り引きで受けられるとのことです。
レンタルきもの屋さんも8店舗あるので、着物や浴衣を持っていなくても楽しめるそうです。
「縁むすび風鈴」は9月10日まで
神主の荒川さんは「夏の風物詩である風鈴には浴衣がよく似合います。ぜひ浴衣でお越しいただき、川越の街を楽しんでいっていただければ」と話しています。