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誰の責任でもいいから… 〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く豊洲移転

漫画家・吉谷光平さんが豊洲市場をめぐる問題について描きました。

漫画「移転問題」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「移転問題」の一場面=作・吉谷光平さん

 東京都の豊洲市場をめぐる問題。責任の所在は……。ツイッターに投稿した漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題になった漫画家・吉谷光平さんが描きました。

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漫画「移転問題」=作・吉谷光平さん
漫画「移転問題」=作・吉谷光平さん
 築地市場の豊洲移転をめぐる問題で、石原慎太郎・元東京都知事が3日午後、都内で記者会見しました。石原氏は「(豊洲移転を)裁可した最高責任者としての責任は認める」と話しました。
漫画「移転問題」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「移転問題」の一場面=作・吉谷光平さん
 土壌汚染が残る東京ガス工場跡地を選んだ理由について、石原氏は1999年の知事就任時には既定路線だったとしたうえで、「都の部局長が『今の技術で(除去は)大丈夫』と言った。都が専門家も含めて検討し、議会も了としたので裁可した」と話しました。
漫画「移転問題」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「移転問題」の一場面=作・吉谷光平さん
 一方で、石原氏は豊洲市場への早期移転を繰り返し主張し、昨年8月に移転延期を表明した小池百合子知事を「今の混迷、迷走の責任がある。専門家も安全だと言う豊洲を使わないのは理解できない」などと批判。

 これに対して小池知事は「人の責任とおっしゃるのは簡単だ。仲卸(業者)の方々も今のままでは豊洲にうつれないと明確におっしゃっている。こういう状況をつくってこられたことについて、もう少し客観的にご自分を見つめて頂きたい」と応じました。
漫画「移転問題」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「移転問題」の一場面=作・吉谷光平さん

 【よしたに・こうへい】 漫画家。サラリーマン生活や漫画家アシスタントなどを経て、月刊スピリッツの「サカナマン」でデビュー。月刊ヤングマガジンの連載「ナナメにナナミちゃん」の単行本1巻が発売中。ツイッターで公開した2ページ5コマの漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題に。

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