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高田純次、散歩番組でもテキトー節 「知的な部分出すのに一苦労」

高田純次さんが散歩人を務める「じゅん散歩」。オープニング曲を書き下ろしたのが槇原敬之さんです。番組でも共演した2人。異色の番組への思いとは?

「じゅん散歩」で共演した高田純次さん(左)と槇原敬之さん
「じゅん散歩」で共演した高田純次さん(左)と槇原敬之さん

目次

 高田純次さんが散歩人を務めるテレビ朝日系の「じゅん散歩」(月~金曜日、午前9時55分)。「ちい散歩」「若大将のゆうゆう散歩」に連なる散歩番組の3代目として、独特の世界を発信しています。そんな「じゅん散歩」のテーマ曲(11月23日から放送)を書き下ろしたのが槇原敬之さんです。番組でも共演した2人に、新曲や番組への思いを聞きました。

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高田純次さん「起きたときに全部忘れちゃう」

――槇原さんと歩いてみて
高田) 気さくな感じの人で、やっぱり良い曲ができる時は神が降りてくるらしいよ。そんなしょっちゅうではないと言ってましたけど。天才は違う。俺も夢では色んなの見るけどね、起きたときに全部忘れちゃう(笑)。新曲で歩き方変わってくるのかな~。

――もともと散歩好き?
高田) うん。ほとんどしたことないけどね(笑)。散歩って意外としないっしょ。いざ歩こうって、そんなにないよね。去年まで足まひしてたんだから。最初は腰のリハビリだったけど、最近酷使しすぎかと。でも歩かないとだめ。面白い店に気が付くもんだよね。車だとまずほとんど気が付かない。運転もするし、今は散歩もする。このまま行くと来年あたり「空飛んでくれ」なんて言われるんじゃないかな(笑)。

「じゅん散歩」で共演した高田純次さん(右)と槇原敬之さん
「じゅん散歩」で共演した高田純次さん(右)と槇原敬之さん

「すこーしいやらしく、微妙な勝負」

――番組で工夫や意識していることは
高田) なるべく下ネタは言わない。抑えているのにカットされてしまう。知的な部分出すのに一苦労。絶対使えないのはわかるから、カメラに向かって謝ったことも。どう知的な部分をすこーしいやらしくするか、っていうスタッフとの微妙な勝負。あんまりいやらしくてもダメ。見ている人に聞いたら、「ほとんど下ネタ言いませんね」って聖人君子だと思われちゃってる(笑)。

――これからやってみたいことは
高田) まだ暗中模索。空を飛べれば一番いいけど、その時は僕が終わるときだから(笑)。観光地より、裏の裏っぽいのは意外と面白い気がする。普通の人が行かないような、少しディープな感じのところは面白いのかも。麻布十番だったら、思い切って八番、九番と攻めてみるとか(笑)。

「じゅん散歩」で一緒にお茶を飲む高田純次さん(左)と槇原敬之さん
「じゅん散歩」で一緒にお茶を飲む高田純次さん(左)と槇原敬之さん

槇原敬之さん「人と人との交流、散歩すれば見つかるんだ」

――高田さんと歩いてみて
槇原) 夢のように楽しい時間でした。高田純次さんって僕ら世代にとっては一つのブランドじゃないですけど、面白く、切れ者のイメージ。実際お話ししても、すてきな方で、人に囲いを作らない。初めてで緊張するかと思いきや、すんなり受け入れてもらった。

――新曲のイメージは
槇原) 見ようと思わないと何も見えてこないんだ、というテーマで書いている。散歩という形で、車で通り過ぎただけではわからない発見がある。人生、何か足りないなと思うことって、人と人との心の交流だなと最近思うことがあって。どうやって見つければいいのか途方にくれてしまいそうになるけど、散歩すれば見つかるんだと思い、歌詞を書いた。

「じゅん散歩」で共演した高田純次さん(左)と槇原敬之さん
「じゅん散歩」で共演した高田純次さん(左)と槇原敬之さん

「高田さんの行くがままを見たい」

――タイトルは番組のテーマでもある「一歩一会」
槇原) すごくいい言葉。批判するわけじゃないけど、いい加減みんなしんどくなってきているんだよね。スマホだったり、コンピューターだったり、間接的な人とのつながりに。何か言えばすぐに返事してくれる人がいるとか、形式でしかなくて。でもリアルさって、実際自分が歩いて、人と出会って、何を言葉を交わすか。そろそろみんな気付き始めている。そうした時に、「一歩一会」って貴重な言葉に感じた。

「じゅん散歩」で共演した高田純次さん(左)と槇原敬之さん
「じゅん散歩」で共演した高田純次さん(左)と槇原敬之さん

――「じゅん散歩」に期待することは
槇原) このままで。高田さんの行くがままを見たい。アーティスティックなところもすごい。何回も通っているところでも、高田さんの目線で、色んな通りを見てみたい。

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