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キレイになった名探偵ホームズに衝撃…「破壊力すごい」「ツボった」
圧倒的な人気を誇る名探偵、シャーロック・ホームズ。そのホームズが小学生向けのリライト小説で「キラキラ名探偵」を冠したイケメン探偵となりました。出版社側には「これをきっかけに原作に興味を持ってほしい」との狙いがあります。
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圧倒的な人気を誇る名探偵、シャーロック・ホームズ。そのホームズが小学生向けのリライト小説で「キラキラ名探偵」を冠したイケメン探偵となりました。出版社側には「これをきっかけに原作に興味を持ってほしい」との狙いがあります。
明敏な頭脳の持ち主で圧倒的な人気を誇る名探偵と言えば、コナン・ドイル原作のシャーロック・ホームズ。そのホームズが小学生向けのリライト小説で「キラキラ名探偵」に変身しました。出版社側には「これをきっかけに原作に興味を持ってほしい」との狙いがあります。ツイッターではあまりの変貌ぶりに「破壊力がすごい」「じわじわきて仕方がない」との声が上がっています。
12月に「キラキラ名探偵シャーロックホームズ」のシリーズ2作品を出版するのは東京都台東区の新星出版社。資格・検定試験の問題集やハウツー本などを多数出版してきた同社ですが、近年は児童書も手がけるようになっています。
カバー画像がアマゾンに掲載されると、すぐにツイッター上で話題に。
ホントにキラキラだったよ……『キラキラ名探偵 シャーロック・ホームズ』(12/9発売/新星出版社)……これは買わねば…… pic.twitter.com/JCnZUYVzqw
— 北原尚彦 (@naohikoKITAHARA) 2015, 11月 11
キラキラ名探偵シャーロック・ホームズって、内容もキラキラになってるのかしら。ていうかキラキラな内容ってどんなん?び、びーえる?
— ——tokka—— (@nekotokaneko) 2015, 11月 11
買うわ……キラキラ名探偵ホームズ買うわ……面白すぎんよ……
— ダンジョニア (@BiwaLake_Man) 2015, 11月 11
このホームズシリーズをたった一人で担当しているのは同社編集部の西方舞さんです。今回の企画の狙いについて話を伺いました。
――原作と比べてストーリーはどうなっているんでしょうか。
「対象年齢は小学生の女の子です。お話自体は大きくいじっているわけではないのですが、読みやすいように簡単にしたり、面白くなるように若干の再構成をしたりしています」
――本の中にはマンガもあるんですか。
「そうですね。マンガの部分と小説の部分とがあって、小説にも読みやすいようにイラストをたっぷりと入れています」
――最も目を引くのがやはりイケメンになったホームズとワトソンですね。
「そうですね(笑) 対象年齢の方は『りぼん』とか『なかよし』を読む世代だと思いましたので。少女マンガっぽいものとか、少女マンガでなくても男の人をかっこよく描けるイラストレーターさんとか漫画家さんを探して描いて頂きました。1冊に4話を収録していて、キャラクターの設定は共通していますが、描いている人はどれも違います」
――事件の描写など配慮されている点もあるのですか。
「大人が読むほどのグロテスクなシーンは軟らかめにしています。ただあまりにも原作からかけ離れてしまうことがないよう、いい案配のところを探してやっています」
――目指しているところは、原作に触れるきっかけになってほしいということですか。
「そうですね。なかなか原作だと小学生でも読みにくい部分があるかなと思ったので、簡単にしたものからホームズの作品に触れてもらい、そこから原作を読むようになってもらえたらなと思っています」
西方さんによると、来年3月には3作目を刊行する予定とのこと。「できればホームズのほぼ全話を刊行したい」と話しています。
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