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ネットの話題

マリオの本名「マリオ・マリオ」? ネットで話題、任天堂の回答は…

マリオの本名「マリオ・マリオ」? ネットで話題になっていたので任天堂に聞きました

1985年に発売された「スーパーマリオブラザーズ」のゲーム画面
1985年に発売された「スーパーマリオブラザーズ」のゲーム画面 出典: 朝日新聞

目次

 今年で発売30周年を迎えた、任天堂のゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」。家庭用テレビゲーム機「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」向けのソフトで、敵を踏みつけたり、穴を飛び越えたりしながらゴールをめざす内容で、ゲーム機が世界に広まるきっかけをつくったといわれています。そんなゲームの主人公・マリオの本名が「マリオ・マリオ」だという説がネット上で話題になっています。本当にそうなのか? 任天堂に確認しました。

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情報源は「生みの親」?


 最近になってツイッターなどで「宮本氏がマリオ・マリオが本名であることを発表」という情報が流れています。

 宮本氏とは、第1作を製作した際の中心となった人で「マリオの生みの親」といわれる、任天堂の代表取締役・宮本茂氏を指しているようです。

 ツイッターでは、「日本人だと例えば山田・山田みたいな?」「ゴリラの学名ゴリラ・ゴリラみたいやね」「マリオブラザーズって名称だし、違和感特に感じないし」といった声が上がっています。

 その名前に対する驚きに加えて、マリオの弟「ルイージ」の名前が「マリオ・ルイージ」もしくは「ルイージ・マリオ」となって区別がつきにくくなることを心配する声も上がっています。

任天堂に聞いてみた


 シリーズ販売数が3億本を超える看板作品の主役の名前が、発売30周年を迎えた年に明らかになったとファンを中心に盛り上がっていますが、本当なのでしょうか? 任天堂の広報室に聞いたところ、意外な答えが返ってきました。

 「映画ではマリオ・マリオという名前だったようですが、宮本にも確認したところ、やはり『マリオ』が正式名称で、マリオ・マリオではありません」

 マリオはマリオ、というシンプルな回答でした。

注目集める新体制


 7月に岩田聡社長が亡くなった任天堂は、君島達己常務を社長に昇格させる人事を発表。いずれも専務だった宮本茂氏とゲーム機開発部門を率いていた竹田玄洋氏は、それぞれ「フェロー」として引き続き代表取締役にとどまります。

 銀行出身で経営全般に目配りしてきた君島氏を、ゲーム開発の2トップが支える「トロイカ体制」。これからスーパーマリオはどうなるか? 新体制の方針に注目が集まります。

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