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「芋煮会天気情報」今年も始まる 県民必読?山形新聞の地域密着予報
山形県民にとって秋の行楽の定番である芋煮会。地元紙・山形新聞にはこの時期、「芋煮会天気情報」なる天気予報が載っています。
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山形県民にとって秋の行楽の定番である芋煮会。地元紙・山形新聞にはこの時期、「芋煮会天気情報」なる天気予報が載っています。
山形県民にとって秋の行楽の定番である芋煮会。地元紙・山形新聞にはこの時期、「芋煮会天気情報」なる天気予報が載っています。芋煮会のコンディションに特化したカスタマイズ予報。今年もこの情報を頼りに、多くの県民が河川敷に繰り出します。
芋煮会は、山形にルーツがあるとされる秋の風物詩。大勢の人が河川敷に集まり、しょうゆやみそで味付けしながら、牛肉や豚肉と一緒に里芋を鍋でグツグツ煮ては車座になって頰ばります。バーベキューのような感覚で、職場や町内会・子ども会などのグループで楽しみます。
特に、直径6メートルの大鍋を用いて山形市内で毎年開かれる「日本一の芋煮会フェスティバル」は、ご当地グルメブームも手伝って全国的に知られるようになりました。
芋煮会天気情報は、そんな県民の芋煮会熱に応えるべく、2011年から始まりました。以来、毎年9月から10月末前後まで紙面に載っています(昨年は11月3日付まで)。
県内各地域のコンディションを、最適・適・可・不適の4段階で図示。データは日本気象協会によるもの。天気・気温・風の強弱から同協会が判定し、山形新聞に提供しています。独自の指標や計算式があるようですが、「細かい数字は明らかにできない」そうです。
今年は、例年より若干早い9月5日付の朝刊から登場。「涼しい日が続いたので、そろそろ芋煮会シーズンでは」とタイミングを判断したそうです。前日までの熱中症予防情報と、ちょうど入れ替わるように掲載が始まりました。
山形新聞の担当者は、「芋煮会は地域に根ざした文化であり、県民の心のよりどころ」と掲載の理由を語ります。
掲載期間は年によって前後しますが、「寒くなってきて芋煮会には厳しい」時期まで続くとのこと。山形新聞社のニュースサイトでも、週末の予報のみのダイジェスト版を見ることができます。
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