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年賀はがきのヒツジが、12年かけて仕上げた編み物
日本郵便が売り出した、2015年の年賀はがき。来年の干支であるヒツジの図柄に、ささやかなストーリーが隠されていました。
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日本郵便が売り出した、2015年の年賀はがき。来年の干支であるヒツジの図柄に、ささやかなストーリーが隠されていました。
日本郵便が売り出した、2015年の年賀はがき。
来年の干支であるヒツジの図柄に、ささやかなストーリーが隠されていました。
日本郵便の年賀はがき通販ページを覗くと、ミッキーマウスやハローキティなど、人気キャラクターものに混じって、ウールと思われるマフラーを首に巻いている、ほほえましいヒツジのイラストがあります。
ネット通販での商品番号は3。「無地(インクジェット紙)52円」。
注釈には、「12年前の未年用の年賀はがきのデザインでは編みかけだったマフラーが完成しました」
…とあります。
え?12年前に編みかけだった??
確かに右手には、編み物に使う棒針が…。
12年前の2003年の年賀はがき。確かに手編みしています。
いったい12年もの間、誰を想いながら編んでいたのでしょう?
単に自分のためだったのでしょうか。それとも、誰かのために編み始めたのか…。
あれこれ、ドラマを想像してしまいます。
日本郵便広報室によると、こういった、12年前の同じ干支の動物同士でストーリーがつながるデザインは、今回発売した、2015年のヒツジが初めてとのこと。
今回も12年前も、デザインは同じデザイナーさんが担当したそうです。
「このハガキをきっかけに、『そういえばあのころ(12年前)は…』と、過ぎ去った時間も温かく懐かしんでいただければ幸いです」と、12年越しでストーリーが完結するデザインの意図を話しています。