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「ぐんまちゃんが変」 通報うけ群馬県が作った「極秘マニュアル」
群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」。着ぐるみの貸し出し先ごとに「中の人」が違うことで、キャラの統一感がばらばらに。そこで県は急きょ、ゆるキャラとしては異例のマニュアルを作成しました。
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群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」。着ぐるみの貸し出し先ごとに「中の人」が違うことで、キャラの統一感がばらばらに。そこで県は急きょ、ゆるキャラとしては異例のマニュアルを作成しました。
群馬県の公式ゆるキャラ「ぐんまちゃん」。
「日本の秘境・グンマー」などとネタにされがちな群馬のイメージ向上をめざし、活躍しています。
ただ、人気が上がる一方で、問題も。
着ぐるみの貸し出し先ごとに「中の人」が違うため、身長や性格、パフォーマンスがばらばらになりがちでした。
そこで県は、ブランドイメージを維持すべく、「ぐんまちゃんマニュアル」を作成。着ぐるみの適正な利用方法や注意事項をまとめ、9月から配り始めました。
これまで実際に、ぐんまちゃんの「背が異常に高すぎる」「動きが全然かわいくない」などの目撃談が数件、県に寄せられたそうです。
マニュアルでは、夢を壊さないことを重視。
着替えを覗かれたり、7歳という年齢設定に不相応な振る舞いをしないよう求めています。
また、着ぐるみ自体も大切に扱うよう呼びかけており、不衛生な状態で着ることを禁止しています。
マニュアルでは、ゆるキャラらしい可愛いポージングも、写真で紹介しています。徹底しています。
手首が動かないため、イベントでのジャンケンも、体全体を使ったジェスチャーで表します。
熱心なイメージ戦略が実ったのか、現在投票受け付け中の「ゆるキャラグランプリ2014」では、中間集計で総合首位をキープ(10月2日時点)。
県も、投票方法の詳細な説明をサイト上に掲載。積極的な投票を呼びかけています。