話題
御嶽山噴火被害、民主党の事業仕分けが原因? 論争を整理してみた
御嶽山の噴火をめぐって、思わぬ議論の応酬が起きていました。民主党政権の事業仕分けが遠因だったのでは?という論争。結局、発端となった自民党の片山さつき氏が謝罪する事態になりました。
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御嶽山の噴火をめぐって、思わぬ議論の応酬が起きていました。民主党政権の事業仕分けが遠因だったのでは?という論争。結局、発端となった自民党の片山さつき氏が謝罪する事態になりました。
御嶽山の噴火をめぐって、思わぬ論争が起きています。
自民党の片山さつき参院議員のTwitterでの発言が発端でした。
片山氏はツイッターで「民主党政権の事業仕分けによる予算削減で、噴火の常時監視対象から御嶽山を外した」という趣旨のツイートを投稿していました。
これに対して、民主党側はすぐに反応。
枝野幸男幹事長、羽田雄一郎参院幹事長が相次いで抗議しました。
民主党の反論を受けて、片山さつき氏は1日、問題となった投稿を削除。あらためて謝罪のツイートを投稿しました。
私の9月28日23:37付けツイート及び9月29日0:11付けツイートにつき民主党からご指摘を頂き、「常時監視の対象から御嶽山ははずれ」「22年の事業仕分でばっさり切られ」等につきまして事実誤認に基づく発信でありました。上記及び関連ツイートを削除すると共に深くお詫び申し上げます。
— 片山さつき (@katayama_s) 2014, 10月 1
この論争が、政界以外でも勃発。
事業仕分けの「仕分け人」だった経済評論家の勝間和代さんに対する批判が、ネット上で起こりました。
「大規模噴火は数千年に一度なのに24時間の監視が必要なのか?」これ、事業仕分けの時の勝間和代のセリフです。もちろん本日噴火の御嶽山の観測も仕分けられました。
— Hyde (@mamDeka) 2014, 9月 27
勝間さんの所属事務所は、釈明のコメントを公式サイトに掲載。
当時の勝間さんの指摘は、「より効果的な費用配賦方法があるのではないかという問題提起」だったとしています。