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【ほとんど放送禁止】プーチン大統領の発言がヤバすぎ

混迷を深めるウクライナ情勢。解決に向けて、プーチン・ロシア大統領の動向が注視されています。インパクトのある過去の発言を振り返りながら、そのすごさに迫ります。

ロシアの定番土産「マトリョーシカ」に描かれたプーチン大統領。澄んだ瞳が余計に怖いです
ロシアの定番土産「マトリョーシカ」に描かれたプーチン大統領。澄んだ瞳が余計に怖いです 出典: ロイター

混迷を深めるウクライナ情勢。解決に向けて、プーチン・ロシア大統領の動向が注視されています。
昨年、米国の経済誌『フォーブス(電子版)』が選ぶ「世界で最も影響力のある人物」1位に輝いた、その過剰なまでの存在感。支持率も5月には85%超を記録、国内では絶大な人気を誇っています。その人気の秘密の一つがインパクトのある発言です。
過去の発言を振り返りながら、そのすごさに迫ります。

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「便所にいても捕まえて、やつらをぶち殺してやる」

出典:ロイター

【1999年9月】
ロシア南部・チェチェンを拠点とするテロリストを皆殺しにする決意を記者会見で表明したときの発言。
プーチンさんは、このわずか1カ月前に首相に就任したばかりで、ほとんど無名でした。
ワイルドなイメージを決定づけた有名なせりふです。

「大統領によろしく! とても強い男だ。女性10人をレイプしたとは! みんなうらやましがっている」

出典:ロイター

【2006年10月】
イスラエルのオルメルト首相との会談中に飛び出した発言。
当時強制わいせつ容疑の渦中にあったイスラエルのカツァブ大統領のことを言っています。
実はプーチンさんはこの発言をしたとき、もうマイクのスイッチが切られていて記者たちには聞こえないと思い込んでいたようで、後になってから報道されたことに不快感を示しています。

「中世のように、手を切り落としてしまえばよい。おそらく、最善の解決策だろう」

出典:ロイター

【2008年3月】
汚職官僚がはびこっていると、野党党首から聞かされたときの発言。
野党党首は「そんなことをしたら、国の半分、手がなくなってしまいます」と答えました。
ロシアにとって最大の問題が、以前の過激派から、官僚の腐敗に移ってきたことがうかがえます。

「妥協が必要だ。それは、(※日本語で)ヒキワケのようなものだ」

出典:ロイター

【2012年3月】
北方領土問題の解決方法について、朝日新聞主筆の質問に、日本語を使って答えました。
プーチンさんは柔道の達人として知られています。
このとき、プーチンさんは「私は人生を通じ、柔道に取り組んできた。私の家には嘉納治五郎の像があり、毎日見ている。毎日日本のことを思い出している」とも語っていました。

「子豚の毛を刈るようなもので、ぶひぶひうるさいだけでちょっとしか採れない」

出典:ロイター

【2013年6月】
ロシアに突然やってきたCIAのスノーデン元職員について、記者会見での発言。
「自分としてはこの問題に関わりたくない」と述べた後、スノーデン氏を子豚に例えて、その理由を説明しました。

「女性とは議論も口論もしない方が良い」

出典:ロイター

【2014年6月】
フランスの記者から、ヒラリー・クリントン元米国務長官について聞かれたときの答え。
プーチンさんは昨年、30年間連れ添ったリュドミラ夫人との離婚を発表したばかり。
女性については、苦い思い出があるのかもしれません。

「謝罪は1回すれば十分だ」

出典:ロイター

【2005年5月】
ソ連がかつてバルト3国を占領したことを謝罪しないのか、と記者会見で聞かれたプーチンさん。
1989年に、すでに当時のソ連が占領は間違いだったと認めていると指摘。
「毎年それを繰り返せと言うのか?」と気色ばみました。

「そんなにイスラム過激派になりたい、割礼を受けたいというのなら、モスクワに招待してやる。良い専門家がいる。二度と使えなくなるような手術を頼んでやろう」

出典:ロイター

【2002年11月】
割礼とは、男性器の包皮の一部を切り取るイスラム教やユダヤ教の慣習。
記者会見で、ロシアがチェチェンを弾圧しているのではないかと聞かれたプーチンさん。
ぶち切れて、記者をイスラム過激派扱いしました。

「ソ連の崩壊は20世紀最大の地政学的破局だ」

出典:ロイター

【2005年4月】
プーチンさんがソ連の復活を目指しているのではないか、という欧米の心配を深めた発言。
国会議員らを集めて行った演説で出てきたせりふです。
プーチンさん自身は、ソ連復活の野望を否定。
一つの国民がある日突然、新しくできた国境で引き裂かれた悲劇のことを言っている、と説明しています。

「次の世代のことを考えれば、バイカル湖汚染の可能性を小さくするだけでは不十分だ。ゼロにするべきだ」

出典:ロイター

【2006年4月】
ひとつぐらいは美しい言葉を紹介しましょう。
世界遺産・バイカル湖沿岸を通る予定だった石油パイプラインのルートを鶴の一声で変えさせたときの言葉です。
「石油が大量に漏れることはありえない」と主張していたパイプライン会社も、プーチンさんには逆らえませんでした。

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