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首相のコピペあいさつ 「吟味して作った」官房副長官が苦しい反論
広島での平和式典で発覚した、安倍首相のコピペあいさつ騒動。加藤官房副長官が8日の記者会見で「問題があるとは考えていない」と答え、コピペ疑惑について否定しました。官房副長官とのやり取りをお伝えします。
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広島での平和式典で発覚した、安倍首相のコピペあいさつ騒動。加藤官房副長官が8日の記者会見で「問題があるとは考えていない」と答え、コピペ疑惑について否定しました。官房副長官とのやり取りをお伝えします。
奥山晶二郎 サムライトCCO
共同編集記者広島での平和式典で発覚した、安倍首相のコピペあいさつ騒動。加藤官房副長官が8日の記者会見で「問題があるとは考えていない」と答え、コピペ疑惑について否定しました。官房副長官とのやり取りをお伝えします。
A 広島の原爆式典、原爆死没者慰霊式、平和祈念式における総理の挨拶は犠牲者を悼み、平和に力を尽くす決意を述べられたものであって、その姿勢においては昨年も本年もまったく変わりはないと思う。また核軍縮や被爆者援護など、1年間の施策の進展については挨拶の中にしっかり盛り込まれているというふうに承知している。従って今、問題だと話があったが、本年の挨拶に特段の問題があるとは考えていない。
A 1年1年、その中身を吟味しながら作られて,先ほど申し上げた犠牲者に対する思い、平和に対する思いを盛り込んで作らせていただいている。
A 同じものといっても、先ほど申し上げました中身においてはずいぶん1年間の進捗などいろいろな部分を盛り込んでいるわけで同じものではないと言うふうに思っています。
A それぞれの中身は承知しています。全く同じものではないと言うことです。
A 承知していない。
「原爆の日」を記念する広島での平和式典で、安倍晋三首相のあいさつが去年とそっくり、とネットで話題になっています。実際、“コピペ”と言われても仕方ないほど、似ています。さらに6月にあった「沖縄全戦没者追悼式」も調べてみると、似たような表現が少なからず見つかりました。