愛知県稲沢市の桜木琢磨市議(70)が中国で身柄を拘束されていると15日、岸田文雄外相が明らかにした。覚醒剤とみられる違法薬物を所持していた疑いがあり、裁判に向けて現地の公安当局が手続きを進めているという。
稲沢市議会事務局には14日午後、外務省から連絡があった。同事務局によると、桜木市議が10月31日に中国広州の白雲空港で持ち物安全検査を受けたとき、禁止薬物が見つかった、と外務省は説明したという。桜木市議は容疑を否認しているという。自分が経営する貿易会社の仕事で10月29日に中国へ向かったという。
外務省関係者によると、桜木市議が覚醒剤を3キロ所持していたという情報があるという。
2013年11月15日:「愛知の市議、中国で拘束 覚醒剤所持疑い、本人否認」朝日新聞紙面から