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新名称「危険ドラッグ」にツッコミ続出!でも本当の狙いは達成?
脱法ドラッグの新名称「危険ドラッグ」に早くもツイッターで様々な意見が。そもそもの狙いは果たされたのでしょうか?
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脱法ドラッグの新名称「危険ドラッグ」に早くもツイッターで様々な意見が。そもそもの狙いは果たされたのでしょうか?
東京・池袋で脱法ドラッグの一つ、脱法ハーブを吸った男の乗用車が暴走し8人が死傷した事故などを受け、警察庁と厚生労働省が今月5日~18日にかけて、「脱法ドラッグ」に代わる新たな名称を募集していました。
詳しい経緯などはこちらを参照。
応募総数は、はがきと電子メールを合わせて計19887作品。その中で、「危険ドラッグ」は102件だったそうです。
厚生労働省の報道発表資料によると、その他の応募作品は……。
準麻薬 183件
廃人ドラッグ 140件
危険薬物 123件
破滅ドラッグ 110件
有害ドラッグ 95件
違法ドラッグ 87件
殺人ドラッグ 85件
幻覚ドラッグ 85件
錯乱ドラッグ 81件
などがあったそうです。
ちなみに 「麻薬」、「薬物」は、法令用語と重なるため使用を控えました、とのこと。
ネット上では、「危険ドラッグ」ではインパクトが弱いとして、応募件数140件の「廃人ドラッグ」を推す声が目立ちました。
危険ドラッグねえ。事故のニュースを見ていると、廃人ドラッグのような強い言い方でもいいのに、と思う。
— midochi (@_midochi37) 2014, 7月 22
危険ドラッグって抑止効果なさそう・・・人間興味心のほうが勝る
脱糞ドラッグと廃人ドラッグのほうがええ
— れーん (@sota05cloc) 2014, 7月 22
応募作品以外に、ネーミングに長けた某製薬会社に触れたり、過去のネーミングにこだわったりした案も。なかなか考えさせられます。
脱法ドラッグの新名称が危険ドラッグになったそうですが、そもそも“ドラッグ”といういかにもヤバそうな響きが悪ぶりたい若者を引き付けてしまうので、「ハイニナール吸うだけ」とか「つらい悩みにナヤミノン」とか「ホボタイマA錠」とか小林製薬っぽいネーミングに変えた方が使用者減るんじゃないか
— ジェット・リョー (@ikazombie) 2014, 7月 22
午前中、ぼんやり考えてみたけどさ…「危険ドラッグ」じゃなくて「母さん助けてドラッグ」はどうだろう?
— すみ (@su_juna) 2014, 7月 22
危険ドラッグなんていう名前より、殺虫剤入りのお薬とかの方がいいけどなぁ。。。
— 有吉弘行 (@ariyoshihiroiki) 2014, 7月 22
え?「危険ドラッグ」!? ヌルい。
他に「準麻薬」「廃人ドラッグ」「破滅ドラッグ」などの応募があったのに。「危険」かぁ、、。
— 川平 慈英 Jay Kabira (@2013tabu) 2014, 7月 22
危険ドラッグ、たとえば「危険パンチ、危険キック」みたいな言葉があるとして、そんな感じに近い。かわいい。かわいいのってどうなんだ。
— 吉田戦車 (@yojizen) 2014, 7月 22
ネット上で散々話題になった今回のネーミング。そんな状況にこんな声も…。
でも良くも悪くも話題になったことで脱法ドラッグはとにかく危険なんだなというイメージは広がっただろうから、その点は成功なのかな。ってことで一定期間過ぎたらもっとまともな名称に再変更してほしい。
— ゆのきす (@yunociss) 2014, 7月 22
危険ドラッグについては、その名前のおかげで大勢がネタとして取り上げて認知度あがるわけだから、目的の正しい達成の仕方ではある。炎上マーケティングも使いようであるという好例。
— shaka (@kleza) 2014, 7月 22
いずれにしても、「脱法ドラッグ」改め「危険ドラッグ」について、色々と考える機会を提供したという意味では、ネーミング発表自体は一定の成果があったといえるのかもしれません。
とはいうものの、果たして、「危険ドラッグ」というネーミングは定着するのか、今後の注目点です。
(脱法ドラッグの新名称が「危険ドラッグ」になったそうです。名称を決めるというのは難しいものだなぁと実感しております。色々と…)(甲)
— 警視庁犯罪抑止対策本部 (@MPD_yokushi) 2014, 7月 22