「私と一緒に棺に入れて」 祖母が託した80年前のラブレター

松川希実
朝日新聞記者

80年前のラブレター。4枚ある手紙の、最後1枚で「桃桜の咲く頃にお会い出来ればと思います」という趣旨の挨拶がありました=Hinaさん(@Hinasoprano)のX

101歳で亡くなった女性が、「一緒に棺に入れて」とたったひとつ、家族に託していたもの。それは最愛の男性から80年前にもらった、ラブレターでした。女性の孫がXで投稿したその文面には、当時の〝ありふれた〟恋人たちの想いが込められており、多くの人が心を動かされました。

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