「もう放っておいて」不登校の息子は母に告げた 衝突の末に得た希望

「ぶつからないとわからない」

金澤 ひかり
朝日新聞記者

男性は「むしろ考えて戦っているからこそ、いまは放っておいてほしい」と当時を振り返ります。写真はイメージ=Getty Images

体調不良により中学の頃から学校を休みがちだった男性は、高校2年のゴールデンウィーク(GW)明けに不登校になりました。「学校に行けない罪悪感とも十分戦った。でももう無理。もう放っておいてくれ」と思っていたという男性。一方で「どうしていいかわからない状況だった」と母親は話します。現在、大学2年生になった男性と母親に話を聞きました。

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