コーヒー沼の店長は〝むっちゃ汚い〟農園に300キロの豆を注文した

「絶対うまくできる自信はありました」

木村充慶
FUKKO DESIGN

「LIGHT UP COFFEE」の店主、川野優馬さん

牛乳販売を営む父が事故った。76歳だった。高齢者の交通事故がこんな身近に起きるとは……。そこで始まったのが親子で取り組む「ミルクスタンド」づくり。会社員を続けながら、自然放牧の牛乳を集めたお店を実家の倉庫を改装してオープンしたい。そんな目標を持ち、準備を始めると、いろんな人たちとの出会いが生まれるもの。その一人が、コーヒースタンドを営む川野優馬さんです。なんでコーヒー? 開店もしていないのに牛乳愛はもう冷めた? そんなわけありません。すべては、とびきりの牛乳を広めるため。コーヒーと酪農には「生産・流通・販売」で同じような悩みとチャンスがあったのです。(FUKKO DESIGN 木村充慶)

続きを読む