鍋の素は使わない、段取り上手のスンドゥブ 22歳の〝名前のない鍋〟

「料理を作る工程が好き」

白央篤司

「何かが食べたいというより、その何かを作る工程が好きで料理することが多い」という汐梨さん

みなさんはどんなとき、鍋を食べたくなりますか。

いま日本で生きる人たちは、どんな鍋を、どんな生活の中で食べているのでしょう。そして人生を歩む上で、どう「料理」とつき合ってきたのでしょうか。

「名前のない鍋、きょうの鍋」をつくるキッチンにお邪魔させてもらい、「鍋とわたし」を軸に、さまざまな暮らしをレポートしていきます。

今回は、美大の卒業を目前に控えた、ひとり暮らしの女性のもとを訪ねました。

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