我が家の〝名前のない鍋〟米朝師匠とつついた豆腐鍋の決まりごと

古典が散らばる長屋に漂う湯気

白央篤司

初めて包丁をにぎったのは米朝師匠の内弟子になったとき。鍋は多いときで週に2~3回することもあるという桂吉坊さん

みなさんはどんなとき、鍋を食べたくなりますか。

いま日本で生きる人たちは、どんな鍋を、どんな生活の中で食べているのでしょう。そして人生を歩む上で、どう「料理」とつき合ってきたのでしょうか。

「名前のない鍋、きょうの鍋」をつくるキッチンにお邪魔させてもらい、「鍋とわたし」を軸に、さまざまな暮らしをレポートしていきます。

今回は、桂米朝の内弟子として修業した落語家のもとを訪ねました。

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