みんなの意見を尊重してなくしたもの パーパス広告が生まれない日本
企業の「意思」で選ばれる時代に
企業が、ESG(環境・社会・企業統治)やSDGsへの取り組みを求められる時代、広告の世界にも変化が現れています。海外を中心に、自社のサービスを宣伝するだけでなく、社会問題を訴える内容が目立つようになりました。一方、日本では社会問題に向き合った広告が少ないという指摘もあります。これからの広告はどうなっていくのか。著書『広告がなくなる日』で、従来型の広告の限界を指摘した牧野圭太さんと一緒に、「NIKE」や「いいちこ」などの事例をもとに考えます。