「なんの変哲もないと思ってた」ビルが…「生きた建築」フェスの正体

所有者や働く人に起きた変化とは…

水野 梓

1927年(昭和2年)に建てられた「芝川ビル」(大阪市中央区)は、太平洋戦争、阪神大震災でも大きな被害を免れたそうです。淀屋橋周辺を歩くと、印象に残るデザインの近代建築に出会います

大阪の街を〝博物館〟にみたて、レトロな近代建築や最新デザインの現代建築を味わう国内最大級の建築イベント「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(イケフェス大阪)」。都市の再生を目的に始まり、2019年には5万人を突破。昨年と今年はコロナ禍でオンラインで開催し、建築の魅力を発信しています。「自分の街の建築に興味を持ってほしい」と語るイベント事務局長の髙岡伸一さんに話を聞きました。

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