「M-1」で味わった夢のような2分間の舞台 1回戦敗退がくれた財産

置き去りにした青春 誓った〝いつか必ず〟

仲程雄平
元消防官の朝日新聞記者

M-1の1回戦で漫才をする後藤隆之記者(左)と私=2021年9月23日午前、大阪市中央区、遠藤真梨撮影

年末の決勝に向かって予選が進んでいる、漫才の頂上決戦「M-1グランプリ2021」。記者の私(38)は今年、同僚(32)とコンビを組んで出場しました。その名も「新聞社から来たサンライズ」。自身〝6度目〟の挑戦となったM-1の舞台。人を笑わせることの難しさと、考える中で生まれる成長。何より、そこには、置き去りにした〝青春〟がありました――。(朝日新聞記者・仲程雄平)

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