「こんな絵かけないなぁ」寿命を迎えたカブトムシ、息子が描いた一枚

父が残したかった「思い出を全部」

神戸 郁人

素朴な印象を受ける、カブトムシのイラスト。この一枚を生み出した親子の、ひと夏のストーリーが、多くの人々の心を打っています。

ひと夏をともに過ごしたカブトムシが、寿命を迎えた――。そう報告するツイートが、話題を呼んでいます。亡き「相棒」の姿を、絵に描いて追悼する息子。その思いを受けた、父親の粋な計らいが注目を集めたのです。「どこまでいっても、親の自己満足。それでも、記録に残したい瞬間だった」。印象深いエピソードが生まれた経緯について、投稿した父親に取材しました。(withnews編集部・神戸郁人)

続きを読む