無保険ボランティアのジレンマ、災害大国に必要な支援のアップデート

NPOやSNSマッチング…新たなスタイルへの対応は?

木村充慶
FUKKO DESIGN

被災した住宅の後片付けをするボランティアたち=2020年10月4日午前、熊本県芦北町、藤脇正真撮影 ※写真と記事は直接関係ありません

災害が起きると、行政だけでなく、個人やNPOなど多数のボランティアも被災地に入り、様々な支援が行われます。SNSを使ったボランティアマッチングなども増えており、新しい時代の支援も広がりつつあります。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大などから、災害支援がうまく行えないケースも増えています。保険の未整備など、熱意を持った個人やNPOの取り組みが守られていない実態も明らかになっています。ボランティアのアップデートに必要な論点について考えます。(FUKKO DESIGN 木村充慶)

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