ダム建設で移住、そして原発事故「育った集落消滅、あまりに悲しい」

Hideyuki Miura
朝日新聞記者、ルポライター

野生動物が侵入し、朽ち果てそうな自宅で途方に暮れる佐々木茂さん=2021年2月、福島県浪江町津島地区、三浦英之撮影


東日本大震災から間もなく10年。福島県には住民がまだ1人も帰れない「村」がある。原発から20~30キロ離れた「旧津島村」(浪江町)。原発事故で散り散りになった住民たちの10年を訪ねる。(朝日新聞南相馬支局・三浦英之)

続きを読む