娘が生まれて失った「1人の時間」 発達障害の父が悩む“くい違い”

ありのままの「自然」を受け止められませんでした。

遠藤光太

0歳の娘の子育ては、幸せであり、怖いものでもありました=写真はいずれも筆者提供

子どもが生まれたあとに分かった発達障害、うつ病、休職……。ASD(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠如・多動症)の当事者でライターの遠藤光太さん(31)は、紆余曲折ありながらも子育てを楽しみ、主体的に担ってきました。0歳のころ、父親の都合や障害、予定に関わらず自然のままに生きていた娘。その「自然」を、システマチックに受け止めようとして“くい違い”を広げてしまっていたという遠藤さん。小学生の娘、妻との7年間を振り返る連載の2回目です。(全18回)

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