“普通”の子育ては難しい 発達障害の父がつづる、家族との7年間

「父親になる」と意識するあまり、調和を崩してしまいました。

遠藤光太

娘が生まれたとき、言葉で言い表せないような感情の涙が流れてきました=写真はいずれも筆者提供

子どもが生まれたあとに分かった発達障害、うつ病、休職……。自閉スペクトラム症(ASD)・注意欠如・多動症(ADHD)の当事者でライターの遠藤光太さん(31)は、紆余曲折ありながらも子育てを楽しみ、主体的に担ってきました。7年前、娘が生まれたあの日は、言葉では表せない感情の涙があふれたーー。小学生の娘、妻との7年間をつづります。(全18回)

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