アルビノは治すべき存在?「良い見た目」強要する社会に抱いた違和感

容姿は磨かなければいけないものなの?

雁屋優

美しい見た目がよしとされる、現代社会。アルビノの雁屋優さんは、そうした風潮に悩んできたそうです。容姿の優劣によって、人間性まで決めつけられてしまう風潮への違和感について、考えてもらいました(画像はイメージ)

自らの外見にまつわるコンプレックスは、「社会」によってつくられたのではないか――。生まれつき肌や髪の色素が薄い、アルビノでライターの雁屋優さんは最近、そう考えています。きっかけは、特徴的な容姿により就職などで苦労する「見た目問題」の当事者と、「ブス」について発信し続ける作家が参加した、トークイベントを観(み)たことです。「どんな顔で生きたいか、全て自分で決めて良い」。登壇者のやり取りから得た気づきについて、つづってもらいました。

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