地域の台所でもあった大かまど、今は無残に 一時帰宅で家人は泣いた

Hideyuki Miura
朝日新聞記者、ルポライター

愛用のかまどを見つめる石井ひろみさん=2020年10月、福島県浪江町津島地区、三浦英之撮影


東日本大震災から間もなく10年。福島県には住民がまだ1人も帰れない「村」がある。原発から20~30キロ離れた「旧津島村」(浪江町)。原発事故で散り散りになった住民たちの10年を訪ねる。(朝日新聞南相馬支局・三浦英之)

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