被災地の墓石店が見続けてきた原発事故 墓の復旧・新築を経て今は

悩んだ末の墓じまい「立派な行為」

Hideyuki Miura
朝日新聞記者、ルポライター

大玉村に自宅と墓を移した末永一郎さん。「それぞれの決断を尊重するべきだと思う」と述べた=2020年8月、福島県大玉村、三浦英之撮影


東日本大震災から間もなく10年。福島県には住民がまだ1人も帰れない「村」がある。原発から20~30キロ離れた「旧津島村」(浪江町)。原発事故で散り散りになった住民たちの10年を訪ねる。(朝日新聞南相馬支局・三浦英之)

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