「地域の宝」と育てられた難病の長男、原発避難で激変した周囲の視線

Hideyuki Miura
朝日新聞記者、ルポライター

津島の人々に囲まれて、嬉しそうに笑う門馬和枝さんの長男(中央)(2008年、門馬さん提供)


東日本大震災から間もなく10年。福島県には住民がまだ1人も帰れない「村」がある。原発から20~30キロ離れた「旧津島村」(浪江町)。原発事故で散り散りになった住民たちの10年を訪ねる。(朝日新聞南相馬支局・三浦英之)

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