もう、陸上辞めるかも…インターハイ優勝選手を救った「休むこと」

池上桃子
朝日新聞記者

石塚晴子さんがツイッターに投稿した漫画

自分の心がわからなくなった時、必要だったのは「休むこと」だった――。

23歳のアスリートの発信が注目を集めています。

中学校で陸上を始め、10年以上のキャリアを持つ石塚晴子さん(ローソン所属)は昨年、一時的に競技を離れる選択をしました。インターハイ優勝、400mハードルの20歳以下の日本記録更新という華やかな結果を残してきた選手が、なぜ? 当時のことを「気持ちの整理も兼ねて」描いたという漫画をツイッターに投稿すると、大きな反響を呼びました。

休むことで、空っぽになっていた「目的の箱」に新しい目標を入れることができたという石塚さんに、話を聞きました。

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