高級肉チェーンがコロナで決断「映え路線」 ハコイリ神戸牛の挑戦

「売り上げ9割減」から生まれた発想

橋本佳奈

南京町の広場すぐそばに店を構える「ハコイリ神戸牛」

新型コロナウイルスによって街に出歩く人が減り、レストランなどの外食産業は大きな打撃を受けました。感染が中国から広まったこともあり、神戸市にある中華町・南京町への影響は特に深刻でした。そんな中、神戸牛専門のチェーン店が、新しい取り組みを始めました。高級肉として知られる神戸牛のイメージですが、一時は売り上げが「9割減」だったというチェーン店が「逆張り」の発想で生みだした商品のコンセプトは「テイクアウト」「インスタ映え」。多くの業界が苦しむ今、苦境を乗り越えるためのヒントを探しに、元町のお店を訪ねました。

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