バンコクの日本食店が苦境 コロナ禍で見つけた“かけがえのない絆”

「私も助けてもらった。恩返しというと偉そうですが…」

染田屋 竜太
ヤンゴン支局長兼アジア総局員

2020年4月、バンコク中心部で商店が並ぶ目抜き通りはほとんどが閉店し、閑散としていた=染田屋竜太撮影

新型コロナウイルスは、海外で商売をする日本人にも打撃を与えています。そんな中、世界で2番目に多く日本人のいる都市、バンコクで、一つのサイトが生まれました。経営に苦しむ日本食レストランを助けようと、デリバリー情報などを発信するもの。立ち上げたのは、現地に住む日本人起業家たちでした。支援した人たちも自らの事業がコロナで大打撃を受ける中での活動。現地では、困ったときに助け合う連携の輪が生まれていました。(ヤンゴン支局長兼アジア総局員・染田屋竜太)

続きを読む