「コロナで研究、諦めたくない」仏人留学生、自作パンで食いつなぐ

小野美由紀
作家

取材に応じた仏人留学生のEさん。

Eさん(28歳)はフランスからの留学生。日本のフェティシズム文化を専攻する研究者の卵です。5年前に来日し、2019年まで早稲田大学や東京大学に在籍し、研究をしていました。

しかし、「コロナ・ショック」により彼の生活は激変。収入は激減し、研究活動もままならなくなりました。それでもなお、Eさんは日本にとどまりフィールドワークを続けたいと語ります。

留学生の置かれた現状、そして、先の見えない不安。新型コロナウイルスの感染拡大は、Eさんの生活にどんな変化を及ぼしたのでしょうか。「コロナ禍における人々の生活」を見つめる作家・小野美由紀さんがインタビューします。(作家・小野美由紀)
 

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