大好きな日本で仲居に、フランス人男性の問い「日本らしさって何?」

働いた旅館での時間を「人生の宝物」と振り返る、フランス人の話です

三宅梨紗子

フランスで出会った日本語も関西弁も使いこなす「ケロちゃん」

コンビニやカフェで働く外国人店員さんを最近よく見かけます。その光景は当たり前のようになりました。温泉地の旅館で仲居をした外国人は、まだ珍しいかもしれません。「日本文化に触れる仕事がしたい」と飛び込んだ職場。「日本人の接客がよかった」と言われたこともありましたが、旅館での時間を「人生の宝物」と振り返ります。ケロちゃんと呼ばれる彼の言葉から、ますます身近になる外国人と作る社会について考えます。

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