「本気でインターネットに向き合いたい」withnewsの5年間

インターネットが社会を分断する? インターネットの価値は、何かと何かをつなげることのはず。

withnewsのメンバー

本気でインターネットに向き合いたい。

そう考えた私たちは、5年前、まったく新しいウェブメディア「withnews」を始めました。

新聞社としては少し挑戦的な取り組みを重ねてきました。読者からの要望に記者が直接、答える取材リクエスト。最初に回答したのはザハ・ハディド氏の設計を巡る新国立競技場の記事でした。新国立競技場は紆余曲折を経て2019年11月30日に完成します。

試行錯誤の末に切り開いたネットの話題を深掘り取材するという分野。それを続けてきた一人の記者の記事のユニークユーザー数は、日本の人口を超えてしまいました。

読者の「気になるモヤモヤ」に応える中、気づけば、毎月のようにイベントを開催し、ラジオに出演させてもらい、同人誌を手がけ、も出版していました。

一見、まとまりのない活動をつなげてくれたのがインターネットです。インターネットに向き合う中で、いつしか、ネットを飛び出している自分たちがいました。新聞社の取材や編集の経験が、インターネットを介して、たくさんの舞台とつながることができたのです。

5年という節目を迎えた今、大事にしていきたいのは、このつながりです。

出会うことがなかったかもしれない人と知らなかったかもしれない情報を結ぶ。

インターネットが社会を分断する? インターネットの価値は、何かと何かをつなげることのはず。

これからも読者の「気になるモヤモヤ」に答えながら、ネットの広大な海の「憩いの場」になれたらいいなと思っています。

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