陸に上がった海猿 韓国船と護衛艦の衝突、10年前の「苦い教訓」

nanoka yamada

管制のベテラン職員、高橋良一さん=北九州市門司区、山田菜の花撮影

海の要所として知られる関門海峡で、船の運航に欠かせないのが管制官の存在です。1日におよそ1千隻もの船が通る海峡で、10年にわたって見守ってきたベテランがいます。2009年に起きた韓国船と海上自衛隊の護衛艦「くらま」の衝突事故では、同僚が書類送検されるという事態も経験しました。「関門マーチス」と呼ばれる海峡の要の今を追いました。(朝日新聞下関支局記者・山田菜の花)

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