「教室にいて当たり前」じゃダメ?障害ある子の学び方、一つじゃない

岩崎 賢一
朝日新聞VMエディター

子どもたちの学びに、障害の有無や、飲み込みの速度は関係ない――。そんな思いから、多様性を育む教育の機会を提供する、一人の女性に話を聞きました。(画像はイメージ)

 障害がある子どもたちが、義務教育を終えた後でも学びが継続できる場をつくる取り組みが進んでいます。学びのスピードは人によって違います。校長時代、インクルーシブ教育に向けて学校改革をした小学校の元校長は今、NPO法人「特別支援教育研究会」を保護者と一緒に設立し、未来教室を開いています。目指すのは、障害を持つ子どもたちにとってまだまだ溝が深い「学校と社会の架け橋」です。

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