神輿担いで食っている「お祭り男」異色映画描く「時代の乗り切り方」

金澤 ひかり
朝日新聞記者

神輿を担ぐ宮田宣也さん

「神輿以外、やることがない」。パリ、ベルリン……日本だけでなく世界で神輿を担ぐ「お祭り男」の映画を撮った監督がいます。「神輿を担げば食っていける」。閉塞感の漂う社会、孤独に悩む人が多い中、「お祭り男」の生き様を通して訴えたかったのは「この時代の乗り切り方」でした。たかが神輿と思いきや、そこには現代を生き抜くヒントがありました。

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