アイドルの私が突然、車いすに「もう、需要がない…」復帰までの日々
障害って生まれつきのものだと思っていませんか? ある日突然、事故による怪我で……。そんな出来事を経験した女性がいます。彼女の職業はアイドル。脊髄(せきずい)を損傷して車いす生活となり、リハビリを続ける日々に「アイドルとしての需要がなくなるのでは」と思ったことも。「あきらめる」にあらがった彼女が教えてくれたものは……。地下アイドルグループ「仮面女子」の猪狩(いがり)ともかさん(27)に、ステージに復帰するまでの歩みや今の思いを語ってもらいました。(朝日新聞文化くらし報道部記者・岩井建樹)