「教室にいる生徒でさえ…」不登校対応に影を落とす教師の長時間労働

近年、問題視されている教師の長時間労働問題。忙しさのあまり教師が「できない」と嘆くこととは…。

野口みな子

教師である女性の1日をまとめた表。0時に就寝し、次の日は5時半から始まる。

 不登校の子どものことを考えたいけど、「時間がない」――。教員を対象にwithnewsが行ったウェブアンケートには、教師の悲痛な声が寄せられました。ある教員の1日を聞くと、休憩時間がないほどの超過密なスケジュールでした。教室にいる生徒たちでさえ十分にコミュニケーションをとれないもどかしさを感じながらも、不登校の生徒に関わり続けたい。そんな教師のジレンマを追いました。

続きを読む