日系ブラジル人が過疎地の農家になる日 受け入れ30年「共生」の現実

HIRAYAMA ARI

日系ブラジル人に畑を案内する伊熊営農クラブ代表の後藤京一さん=愛知県豊田市

 バブル期の労働者不足のため日本が日系3世までに門戸を開き1990年代から、大勢の日系ブラジル人が日本に出稼ぎに来た。自動車産業が盛んな愛知県豊田市では自動車部品などの工場で働く人が多いが、豊田市の過疎地で、ブラジル人たちの働く場を、農業にも広げてみてはという取り組みがある。現場を訪ねた。(朝日新聞社会部記者・平山亜理)

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