外国出身で障害者、二重のマイノリティーが見た日本「車からガン見」

真鍋弘樹
朝日新聞 編集委員

「ACCESSIBLE JAPAN」(「アクセスできる日本」)を運営しているジョシュさん=角野貴之撮影

 もし、あなたが浅草などの観光地で、電動車いすに乗って自由自在に動く白人の男性を見かけたら、それはグリズデイル・バリージョシュアさん(37)かもしれません。カナダのトロント生まれで、日本の文化や歴史に憧れて来日し、一昨年に日本国籍を取得しました。旅行が好きで、海外からの障害者のための旅行サイトを運営しているというジョシュさん。0歳のときの高熱が原因とみられる障害が残り、3歳から車いすを使っています。外国出身で障害者という、二重のマイノリティーから見た日本社会について、語ってもらいました。(朝日新聞編集委員・真鍋弘樹)

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