難民の1日ってどんなの?「何もしない毎日が苦痛」ロヒンギャに密着

染田屋 竜太
ヤンゴン支局長兼アジア総局員

バングラデシュ南東部、コックスバザール郊外に広がるロヒンギャ難民キャンプ。約90万人のロヒンギャがここで暮らしている=2018年8月

 ミャンマーのイスラム教徒ロヒンギャがバングラデシュに難民となって逃げてから、8月25日で1年がたちました。今も約70万人がバングラデシュの難民キャンプで暮らしています。一体彼らはどんな生活をしているんだろう。難民の1家族に頼んで、その1日を見せてもらいました。朝ごはんのメニュー、配給品を買い集める「業者」の存在。そこには日本では想像もつかない過酷な環境と、日本人と変わらない人々の素顔がありました。(朝日新聞ヤンゴン支局長兼アジア総局員・染田屋竜太)

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