耳はちぎれ声帯も……傷だらけの保護犬がくれた「奇跡の出会い」

森岡みづほ
朝日新聞記者

小動物管理センターにいたころの海。叫ぶように鳴いていたといいます

 2年前、母犬と娘犬を引き取った家庭に、新たに加わったオスの野良犬。「よく似ているけど、もしや……」と思った飼い主がDNA鑑定したところ、親子であることが判明しました。保護犬を巡る不思議な実話。関係者は「動物は飼い主によってぜんぜん違う運命をたどる。最後まで大事に飼ってほしい」と、絵本の出版の準備も進めています。(朝日新聞高知総局記者・森岡みづほ)

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