「子どもを産みたい」のに、踏み出せない 女性悩ます負のイメージ

いつか子どもがほしいと思っています。でも、平成の子どもをめぐる現実に目を向けると、後ずさりしてしまう自分がいます。みんなはどうやって、母親になる決心をしたのでしょうか。

平成家族

取材を前に自分が前向きになれない理由を考えてみた

 いつか子どもがほしいと思っています。でも、平成の子どもをめぐる現実に目を向けると、後ずさりしてしまう自分がいます。余裕や準備が足りない、と踏み出す「スイッチ」が入らないのです。身近に子どももいないのでイメージも湧かず、ネガティブな面ばかり見えてしまいます。みんなはどうやって、母親になる決心をしたのでしょうか。結婚4年目。もうすぐ30代の記者が、子育て世代の家庭で1日を過ごす「家族留学」にも参加。「産みたい気持ち」と「迷う気持ち」を探りました。(朝日新聞記者・野口みな子)

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